コンピュータは情報を処理する機械です。
コンピュータで扱う情報は、人間からすると文字や画像、音声などと色々存在するように見えますが、実際は、全て01011…などの2進数です。
プログラミングの勉強をしていると変数は必ず出てきますが、変数に対応する用語として定数も理解しておく必要があります。
例えば整数型の変数aに10を代入するとします。
a = 10;
この場合、=(イコール)を隔てて右側の10がaに代入されます。
この時のaを変数(へんすう)、10を定数(ていすう)と呼んでいます。
定数には、数値、文字、文字列などがあります。
10, 8, 23.5, 0.001, ‘A’, “Hello”….
定数は情報そのものなので変更はできません。
数値の10は10ですし、文字列”Hello”は、あくまで文字列”Hello”です。
対して変数は違います。
変数はその名の通り、中身が変化する性質を持ちます。
変数aが数値10の場合もあれば、数値2586の場合もあるということです。
したがって次のことが言えます。
ポイントは、プログラミングにおいては定数部分で記述された箇所は全て変数でも置き換え可能ということです。
例として
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int a = 100;
int b;
b = 100;
printf("a * b = %d\n", a * b);
return 0;
}
というプログラムであれば、
#include <stdio.h>
int main(void)
{
int a = 100;
int b;
b = a;
printf("a * b = %d\n", a * b);
return 0;
}
としてもOKということになります。
上記は簡単な例です。
プログラミングにおいて、定数部分は変数に全て書き換え可能として頭に入れておくと初心者はプログラミングが上達していくと思います。
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