YouTube動画にアーティストの曲をBGM挿入するとどうなるのか?

サイト公開

最近では著作権者(著作権を持つ個人や団体)がYouTubeと提携していることが多いです。
著作権者が楽曲などの使用をYouTube側に許可している場合は、著作権違反とはならず、動画の公開が可能です。

YouTubeの著作権チェック表記にはいくつかパターンがあるようですので、代表的な2つのパターンを示します。参考にしてください。

著作権チェックの例1(公開した動画で収益をあげることが出来ない場合)

具体例で説明します。以下の動画を作りました。

この動画で流れている曲は、以下のヨルシカ公式サイトの「ただ君に晴れ」という曲です。

ヨルシカ / n-buna Official
ヨルシカ / n-buna official channel

アップロード時のチェック項目の!が赤くなる

この動画をアップロード後、公開する前にチェックの部分の!が赤くとなりました。チェックの部分をクリックしてみます。

著作権の項目に「著作権の申し立てが見つかりました。著作権者は申し立てが行われたコンテンツの使用を許可しているため、この動画に広告を掲載します。」とあります。
これは使用することに問題はない事を意味しています。詳細を表示のリンクをクリックします。

この動画の Content ID に関する申し立てはチャンネルのステータスに影響しません。これは著作権侵害の警告ではありません。」と表示されていれば動画公開に問題ありません
ただし、この動画を利用しての収益化はできません。(あくまで動画単位です!他の動画での収益化は大丈夫です)

このページをスクロールすると著作権者の情報使用楽曲動画のどの範囲が対象かが分かります。

動画を再生した際のコメント欄がこうなる

著作権者から申し立てがあった動画は、ユーザが再生するときに閲覧できるコメント欄に自動的に著作権者の情報が付加されて表示されることになります。

YouTube Premium で広告なしの音楽を楽しみましょう

とたまに見るあれです。

著作権チェックの例2(チャンネル管理者のみに表示される場合)

こちらは、著作権チェックの例1よりもゆるい警告となり、動画での広告収入を上げることも可能です。

以下の動画を作りました。

動画で使用した楽曲は、たまの『さよなら人類』という曲です。(知ってるかなあ)

アップロード時のチェック項目の!が白抜きで赤くなる

アップロード後にチェックの部分が白抜きで赤くなりました。例1より少しゆるい色合いです。

実際の表記

著作権で保護されているコンテンツが見つかりました。著作権者はYouTubeでのコンテンツの使用を許可しています。

この表記も例1同様に公開可能です。

動画を再生した際のコメント欄がこうなる

実はこの表記の場合、著作権にチェックが入らない通常の動画と全く同じコメント欄となります。
要するに著作権に関してはチャンネル管理者のみが知る情報という形です。(さすが たま!)

まとめ

YouTubeの著作権チェックには大きく分けて2種類ある。
以下の2通りの表記であれば、公開に問題はない
ただし、将来的にどうなるかはYouTubeと著作権者の都合により分からない

著作権表記広告収入公開
著作権の申し立てが見つかりました。著作権者は申し立てが行われたコンテンツの使用を許可しているため、この動画に広告を掲載します。できない問題なし
著作権で保護されているコンテンツが見つかりました。著作権者はYouTubeでのコンテンツの使用を許可しています。出来る問題なし

収益化ができないことで不利を被る人はわたしを含め多くはないでしょう。
チャンネル登録が1000人を超えないと収益化(YouTubeを使って儲けること)が出来ないですし…
そんなわけで個人が2次創作をしやすくなったといえます。

参考

グーグルとJASRAC、YouTubeでの音楽利用に関する新契約
米グーグル(Google)と日本音楽著作権協会(JASRAC)は、YouTube上でのJASRACの管理楽曲の利用につい...

2023-08-22 追記:JASRAC運営の作品データベースサイト

コメント欄より おたま さんから情報を頂きました。
JASRACが運営するJ-WIDという著作権の管理状況がわかる作品データベースサイトがあるようです。

楽曲ごとの著作権の許可状況が分かります。参考にしてみてください。

了承画面 | J-WID

コメント

  1. 真道 勉 より:

    こんにちは。動画作成しています。質問ですが、どうも良く解らないのですが、

    「著作権で保護されているコンテンツが見つかりました。著作権者は YouTube でのコンテンツの使用を許可しています」

    というコメントの意味は、著作権が絡んでいても、楽曲は動画で使用しても構わない、即ち、著作権侵害に当たらないのでしょうか?但し、収益化は出来ないのですね!?

    • dennou より:

      真道さん、こんにちは。管理人です。
      おっしゃる通りです。
      楽曲は動画で使用しても構わないが、収益化は出来ません。
      わたしも最初に見た時は少々ビビりました。
      動画を公開するだけなら全く問題ないです。

      • 真道 勉 より:

        こんにちは。早速、返信いただきありがとうございます。しかし、2年程前に、キングレコードが著作権保持者の楽曲を使ったら、システムダウン(ハードディスクを破壊)させられた事があり、大丈夫かなと思っています。システムダウン(ハードディスクを破壊)は、タイミング的にぴったりでしたので。その時、ユーチューブにアップしたら、「キングレコードの著作権が・・・」というメッセージが出て、動画が視聴出来ないというメールを、友人から受け取った事が有ります。ユーチューブからのメールも、楽曲を使用していいのか悪いのか、解らないような、微妙な表現のメールが届きまして、どう対応していいのか解かりません。今は、非公開にしたり楽曲を変えたり、ミュート、削除したりで対応しています。本当に解りにくいですね。

        • dennou より:

          なるほどそうした実例があったんですね。
          著作権まわりは、日本と海外とでも「違い」がありますしね。
          YouTubeがアメリカ発祥ということを考えるとまるまるメッセージの日本語訳を信じないほうがいいのかもしれませんね。
          勉強になりました。

    • より:

      こんにちは。YouTubeに上がってるゆうりの音楽などをケータイにアプリで保存してそれを音源で動画作ったりした場合は著作権侵害になりますか?

      • dennou より:

        笹 さん、こんばんは。管理人です。
        「ゆうりの音楽」とは「優里」さんの楽曲のことでしょうか?

        例えば、以下のような優里さんの曲を使った動画がYouTube公開されています。
        https://www.youtube.com/watch?v=1k-ybMIjYJI

        ちなみに著作権侵害になるかどうかは、笹さんが作る動画の内容によるのでなんとも言えません。
        著作権者に訴えられたら「著作権侵害」になります。

        YouTubeでは多くのアーティストの曲を動画内で利用できるようになっているため、余程悪い印象の動画でない限り、
        先ほど紹介した動画のように著作権侵害で訴えられることは無いように思います。

  2. こんにちは名無しのごんべいです。1つききたいのですが歌った曲の動画を公開したときに著作権の表示が出たのですがこれは警告なか何なのかよく分かりません。私は別に利益を求めたいわけでは有りません。皆に見てほしいだけです。対象方法を教えて下さい。もし警告なので有れば消したいと思います。返事をお待ちしています。

    • dennou より:

      こんばんは、名無しのごんべい さん。管理人です。
      わたしの知る範囲でお答えします。

      基本的にどんな曲にも著作権があります。
      その著作権者が他の人に対して「YouTubeでも使っていいよ」と許可していればYouTubeでの公開も可能です。
      曲の1部でも公開する動画に含まれていれば、YouTubeの動画公開時に警告として表示されるようになっています。
      公開できるかどうかは警告のメッセージにもよります。

      例えば

      この動画の Content ID に関する申し立てはチャンネルのステータスに影響しません。これは著作権侵害の警告ではありません。

      との警告の場合、問題なく公開できます。

      一度警告の文面を確認してみることをおすすめします。

  3. 匿名 より:

    著作権の楽曲を使用したかったのですが侵害が心配で皆どうやってアップロードしているのか分かりませんでしたが、これでスッキリしました。ありがとうございます!

    • dennou より:

      それは良かったです。
      わたしもYouTubeに著作権のある楽曲がガンガンアップロードされているのは同じく疑問でした。
      自分でやってみて分かりました。

  4. 西岡直人 より:

    この動画の Content ID に関する申し立てはチャンネルのステータスに影響しません。これは著作権侵害の警告ではありません。
    とでましたが公開には影響がないものの収益化は難しいとのこと。今はまだまだ登録1,000人にはほど遠いとはいえ有料で購入したのですしアップした動画一覧でここだけこんな表示は気持ち悪いです。
    なんとかこの表示を消せませんか?

    • dennou より:

      西岡直人さん、こんばんは。
      残念ながら現在のYouTubeの仕様では日本語でそのような表示がされてしまうようです。消すことは出来ません。(確かに気分のいいメッセージではありませんが…)
      また、仮に現在メッセージが出ていない公開動画でも、著作権者の意向により将来的にメッセージが出てくる可能性もあります。

  5. 質問者 より:

    JASRAC管理楽曲を含む動画をyoutubeにアップロードすることは可能なようですが、それは動画で使用する音源が、『自ら演奏または製作したものである場合』であって、『市販のCDやダウンロードした音源を利用する場合、著作権とは別に、著作隣接権(音源製作者やアーティストの権利)の許諾を得る必要がある』ように思えるのですがこれについても大丈夫なのでしょうか?

    https://www.jasrac.or.jp/news/20/interactive.html
    https://www.jasrac.or.jp/info/network/pickup/movie.html

    • dennou より:

      こんにちは。管理人です。

      >『市販のCDやダウンロードした音源を利用する場合、著作権とは別に、著作隣接権(音源製作者やアーティストの権利)の許諾を得る必要がある』

      これはその通りかと思います。

      ただYouTube側で「この動画の Content ID に関する申し立てはチャンネルのステータスに影響しません。これは著作権侵害の警告ではありません。」と表示されて動画が公開出来る場合、アーティスト含む著作権者側がYouTubeへのCDやダウンロード音源の利用を許可しているのだと思います。

      そうした楽曲は、こんな感じで著作権者やアーティスト名が入った広告がコメント欄に入ります。
      YouTubeのコメント広告欄

      これは将来著作権者やアーティスト側が利用を禁止すれば変わってくるよ、ということだとわたしは解釈しています。

  6. より:

    詳しい解説本当にありがとうございます。アップロードするさい、そのような文がyoutube側から表示されていればアーティスト本人から個人的にメールで使用許可をいただくなどはしなくても問題ないことになるのでしょうか?
    また、アーティストの曲を(この動画のように直取りではなく)youtubeの動画でBGMとして挿入して使用するときも同様の表示が出るのでしょうか…..?アーティストの名前をタイトルに入れていれば申し立ての表示が出るとしたら、アーティストがかなりマイナーで表示がでない場合があるとしたら絶対に公開してはいけないのでしょうか…..?

    • dennou より:

      の さん、こんばんは。

      >アップロードするさい、そのような文がyoutube側から表示されていればアーティスト本人から個人的にメールで使用許可をいただくなどはしなくても問題ないことになるのでしょうか?

      正直わかりません…
      ただ、わたしはそのように解釈しています。
      この時代、アーティストや著作権者も作品の使用許諾をいちいち個人個人とやりとりするのが煩わしいので、YouTube側と契約しているのだと思います。
      わたしはそう理解しているので、記事の例として紹介した動画を公開しました。

      >アーティストの曲を(この動画のように直取りではなく)youtubeの動画でBGMとして挿入して使用するときも同様の表示が出るのでしょうか…..?

      これはアップロードすれば分かります。
      あと、アップロード後に公開・限定公開・非公開のどれかをチャンネル登録者本人が決めることができますので、アップロードして即公開にはならないのであまり心配しなくても大丈夫だと思います。

      >アーティストがかなりマイナーで表示がでない場合があるとしたら絶対に公開してはいけないのでしょうか…..?

      黒板の落書きでさえ著作権が存在しているので、基本的に著作者の同意なく公開はアウトだと思います。
      分からない場合は、そのアーティストに直接問い合わせるのが一番ベストかと思います。

      以上、管理人のわかる範囲でお答えしました。

  7. 質問者 より:

    先日、ある曲の音源を使用して動画を作ってyoutubeの投稿したところ、動画がブロックされて誰も視聴できなくなってしまったんですが、他の人が投稿したものに「同じ音源」を使用した耐久動画がありました。本来なら、私と同じようにブロック(非公開)になると思うのですが、この差は何なのでしょうか?
    単なるAIの識別ミスでしょうか?

    • dennou より:

      質問者さん、こんばんは。
      正直な所、YouTube側のプログラムの問題ですので分かりませんとしか言いようがないのですが、ブロックで考えられる要因としては、「YouTube上で利用できない音源だった」「視聴者から違反の報告があった」などが思いつきます。
      いずれにせよ、理由はYouTube側からは教えてはもらえないため何だかもやもやしますね。

  8. honma norio より:

    dennou様
    インナーネット検索でdennou様のサイトにたどり着きtimerコントロールを知りました。
    プログラミングはまったくの素人で、常にネットをぐぐってプログラミングの真似事をしています。
    プロの方には失礼かと思いますが実務ではないのでお許しください。
    vs(c#)を触り始めて繰り返し時間表示を探っていましたが、まさにdennou様のサイトは大変参考になりました。
    お礼がいいたくてコメントを書かせていただきました。
    これからもよろしくお願い致します。

    • dennou より:

      honma norio さん、管理人の武田です。
      お礼のコメントありがとうございます。
      実をいうと、こうしたコメントはかなり励みになります。
      思うのですが、ネット検索して目的の情報がみつかったらそれで終わり、という方はわたしを含めて多いはずです。
      そんな中、こうしたお礼のコメントをしてくれる方がいるというのは、有難いことなんだと思います。
      こちらこそありがとうございました!

      • honma より:

        武田さま。
        返信ありがとうございます。
        嬉しいです。
        あの後武田様のブログを拝見してパソコン教室を経営されている事を知りました。
        この後、可能であればスポットで(有料)サポートをお願いするかもしれませんがその時は宜しくお願いします。
        追伸、プログラミングは本業ではなく趣味の域なので呆れるほどの質問になるかもしれない事を先にお詫びしておきます。
        何卒宜しくお願いします。

        • dennou より:

          honma さん
          「未経験でも楽しく学べる」(^^)/ がモットーですので、ちょっと聞きたいことがあれば大丈夫です。
          ぜひ気軽に来てください。(田舎ですが…)

  9. おたま より:

    こんにちは。動画を制作し始めて間もない者です。我が家の思い出のような動画を作り、BGMに有名な海外アーティストの曲を使いました。
    ユーチューブで家族だけに限定公開して共有したいと思っているのですが、普通にミュージックダウンローダーからダウンロードした音源を使用しているので、著作権について気になりアップして良いのか悩んでいます。
    一般公開しない動画でもユーチューブにアップする場合は使える曲に制限はあるのでしょうか?

    • dennou より:

      こんにちは、おたま さん。管理人の武田です。

      YouTubeへの動画アップロードは、

      1.動画をアップロードする
      2.動画のタイトルや説明書きその他もろもろの設定をする
      3.著作権ステータスのチェック
      4.公開・限定公開・非公開の設定をする

      となります。
      3番の時点で本記事にあるような「著作権の申し立てが見つかりました…」のメッセージなどが表示される仕組みです。
      大事な点は、公開、限定公開、非公開を選択する前にアップロード時点で著作権のチェックがされる、ということです。

      > 一般公開しない動画でもユーチューブにアップする場合は使える曲に制限はあるのでしょうか?

      この質問も含め、わたしからはとりあえずアップロードしてみては?としか言いようがありません。
      やってみなければ分かりません。
      ただ、以下のような記述であれば公開も限定公開も大丈夫です。

      「著作権の申し立てが見つかりました。著作権者は申し立てが行われたコンテンツの使用を許可しているため、この動画に広告を掲載します。」
      あるいは
      「著作権で保護されているコンテンツが見つかりました。著作権者は YouTube でのコンテンツの使用を許可しています。」

      1つ気になったのは、ご質問にあった以下の点です。

      > ミュージックダウンローダーからダウンロードした音源を使用しているので、著作権について気になりアップして良いのか悩んでいます。

      これはサイト上の音楽をMP3などにしてダウンロードするChromeの機能拡張か何かでしょうか?
      著作権について気になるのであれば、ミュージックダウンローダーを使うことの方で著作権について気にした方がいいような気が…(笑)

  10. おたま より:

    返信ありがとうございます。参考にさせて頂きます。
    ただdennouさんの最後の一文が気になり、いろいろ調べてみました。
    私がダウンロードしたのは音楽アプリの部類のものです。ミュージックプレイヤーで曲のダウンロードも出来ました。そもそもこのようなアプリに問題があるのでしょうか?
    調べると、中には合法ではないものもあるとか。でも素人に見分けられません。
    ただダウンロードしたものは個人で楽しむには問題ないが、インターネット上にアップすることは出来ないようなので、ユーチューブにアップすることは控えたいと思います。ちなみに私が使用したものには、アプリの説明欄に「ダウンロード可能な音楽はすべてCreative Commonsライセンス下で提供されます」とありました。
    音楽配信サイトから購入し、保存した曲は使用可なのか、ユーチューブ側もわかりやすく明記してくれるとありがたいのですが‥。
    指摘して頂き、まだもう少し勉強が必要だと思いました。
    ありがとうございます。

    • dennou より:

      おはようございます。
      動画や音楽のダウンローダーアプリ自体はグレーゾーンで違法でないことが多いです。
      やっかいなのは、アプリを使った側がダウンロードしたものをどう使うか?で違法になることです。

      おっしゃる通り、Cretive Commonsライセンスなど色々用語も出てきて複雑ですよね。
      YouTubeの場合は、アップしてみれば著作権のチェックが入るのである意味分かりやすいとは思いますが、翻訳が変なのか日本語表記がちょっとわかりずらいと思います。
      わたし自身は、曲などをネット上で利用する場合、それを作った著作権者がどう感じるか?という気持ちは持つようにはしています。

  11. 夏が嫌いなシャラリーマン より:

    dennou様
    おはようございます。初めて投稿させていただきます。自分はYouTubeに、原曲をギターでカバーした動画をアップロードしたのですか、制限が「著作権」とあり、不安になり、色々ネットで調べてたらdennou様のサイトに辿り着くことができました。

    YouTubeStudioで確認した結果、制限理由が「著作権で保護されているコンテンツが見つかりました。著作権者はYouTubeでのコンテンツの使用を許可しています。」、詳細を表示を押して確認すると「この動画のContent ID に関する申し立てはチャンネルのステータスには影響しません。これは著作権侵害の警告ではありません。」とありました。dennou様のサイトを閲覧し、アップロードした動画に対して特に何か対処する必要もない、ということは解釈できたのですが、dennou様のサイトにもあります通り、「”YouTube Premium で広告なしの音楽を楽しみましょう”」から始まる著作権者情報がアップロードして1週間以上経過した現在も付加されません。こちらは何か、異議申し立ての措置を実施する必要があるということでしょうか?因みにですが、著作権情報を見てみるとコンテンツ所有者は「VCPMC_CS」とありました。調べてみると「ベトナム音楽著作権保護センター」とあり、JASRACの委託先で、JASRACのレパートリーをベトナム地域内で著作権料を請求出来る公的な団体のようです…あまり見ないコンテンツ所有者ですが、dennou様はこういった海外の団体が著作権情報に表示されるってことはありますか??
    dennou様のサイトを閲覧した結果、特別何かしら措置はとる必要無いように見受けられました。

    お手数おかけしますが、ご返信の程お待ちしております。よろしくお願いいたします。

    • dennou より:

      こんにちは。管理人です。
      わたし自身は、普段著作権フリーの楽曲を使うことがほとんどですので、海外の団体の著作権情報が表示されたことはありません。
      ちなみに異議申し立ての措置というのは著作権者(この場合は原曲の著作者)が行うことですのでご質問者様のような二次創作者がする行為ではないと思います。

      このサイトで紹介しているYouTubeでの著作権表記は、ほんの一部だと考えてください。
      このサイトとは違う表示がされたとしてもそれはYouTube側と著作権者側が決めていることですし、時が移ればまた著作権表記もころっと変わるのではないでしょうか。

  12. おたま より:

    こんばんは。先月お世話になったおたまと申します。dennouさんのアドバイスを参考にさせて頂きながら、その後も使いたい曲について色々調べた結果、JASRACのサイトで、J-WIDという “作品データベース検索サービス” というのを見つけました。そこから曲の管理状況を見ることが出来ました。いろんな項目別に◯△✕で使用可能か(だと思いますが)表記されています。私が使用したかった曲は◯でした。
    使用出来る曲か気になった時、このJ-WIDという検索サービスで確認してみるのも一案かと。

    dennouさんのこのサイトを見つけることが出来たおかげで、ユーチューブからの著作権チェック表示文について理解することも出来ましたし、著作権の大切さについても今まで以上に意識するようになりました。
    ありがとうございます。

    ところが、またわからないことがあり、コメントさせて頂きました。
    使用したい曲の公式なインストルメンタルバージョンがない場合、ユーチューブにボーカルを消してアップされているインストルメンタルの音源をBGMに使用しても良いのでしょうか?
    使用したい場合はアップされた方に問い合わせて確認するのが良識かと思ってはいますが。
    アドバイス頂ければ幸いです。

    日本全国とても暑くなっています。
    ご自愛ください。
    長文で申し訳ありません。

    • dennou より:

      こんばんは。おたまさん。
      JASRAC運営のJ-WIDというデータベースサイト知りませんでした。貴重な情報ありがとうございます。(記事に追記させて頂きました)

      > 使用したい曲の公式なインストルメンタルバージョンがない場合、ユーチューブにボーカルを消してアップされているインストルメンタルの音源をBGMに使用しても良いのでしょうか?

      この質問の前に2次創作についての知識が必要です。

      使用したい楽曲には公式にインストルメンタルバージョンが無いとのことですが、無いのにYouTubeにはアップされているということはこのYouTubeにアップされたものは2次創作物にあたるということです。

      オリジナルをベースにして、オリジナルの要素を残しつつ別のものを作ることは、2次創作にあたります。
      2次創作をする権利は基本的に著作権者にあります。
      ですからもし、2次創作物を作りたいのであれば、著作権者の承諾を得なければなりません。

      質問に戻りますが、「公式なインストルメンタルバージョンがない曲でYouTubeにアップされているものを利用したい」というのであれば、そのアップしている方に問い合わせて、著作権者の許諾を得ていることを確認し、更にその2次創作物の利用の許可を頂く必要があります。

      たぶん、2次創作してアップしている方のほとんどは著作権者の許可を得ずにされていることがほとんどだと思います。
      余程、悪いイメージの動画や曲に利用しなければ、2次創作は大目に見られている、というのが現状ではないでしょうか。いわゆるグレーゾーンというやつです。(このグレーゾーンがないと初音ミクやコミケは成り立たない!)

      法律上は、勝手に2次創作物を作って公衆の面前にさらせば違法です。でも、そこまできっちり法律違反の取り締まりはしていないのも事実です。
      わたしも長文になってしまいました。暑いですが、ご自愛ください。(笑)

      • おたま より:

        こんにちは。返信ありがとうございます❢
        J-WIDについて少しでもお役に立てたのなら嬉しいです。

        インストルメンタルの動画をアップされた方に「音源は使用可能ですか?」とコメントしたいと思っています。
        でも同じように「自分のチャンネルで使用したい」とコメントされていた別の視聴者さんへの返信はなかったので、私にも返信はないかも‥。

        その場合とりあえず非公開か限定公開でアップして著作権の表示がどうなるか見てみようかと思っています。

        グレーゾーンな部分が多いのは、ありがたい反面、あやふやで判断し難い事も多いので要注意ですね。
        dennouさんのアドバイスには助けられています。ありがとうございます!!

  13. 匿名 より:

    こんにちは。質問なのですが私はdミュージックでダウンロードした音源を使いYouTubeにて動画投稿しているのですがダウンロード音源などは著作隣接権の許可が必要と聞いたのでYouTubeがJASRACと包括契約を結んでいる、アーティスト側が許可しているとはいい心配なのですが……

    • dennou より:

      おはようございます。管理人です。
      dミュージックで購入した音源はdミュージックの利用規約の範囲内でしか利用できないと思います。
      とはいえ利用規約は長いし分かりにくい文面なので誰も読まないと思います(笑)

      dミュージックの利用規約
      https://dmusic.docomo.ne.jp/customer/terms/?affiliate=3406100030

      上記の利用規約に書かれているものをかなり単純に書くと「dミュージックで購入した楽曲で2次創作する場合は、個別に著作権者と契約する必要あるよ」ということだと思います。ただ、YouTube側で同じ楽曲にたいしてJASRACとの契約を締結していればあまり問題にはならない気がします。
      YouTubeにアップしたとき、著作権の問題があればこの記事にもあるような表示となって公開はOKみたいになる可能性はあります。

      • 匿名 より:

        ありがとうございます。Youtubeで最初に動画投稿する際に結構、著作権で心配していて、当ブログ等を調べたのですがあまり詳しく分からず不安だったのでとても安心しました。

タイトルとURLをコピーしました