今回の10行プログラムは、Pythonです。(正確には、9行です!Python凄いですね)
Pythonを使ってキーボードから入力した文字列をQRコード画像にして保存します。
ちなみに、情報処理の世界では最近日本の肩身が狭い気がしますが、QRコードは日本のデンソーという会社が開発した技術だということをご存じですか?今や世界中で使われていますね。
QRコードとは? – 株式会社デンソーウェーブ のページ
QRコードとは? – 株式会社デンソーウェーブ のページ
事前準備
事前に画像処理ライブラリ(pillow)とQRコード生成ライブラリ(qrcode)のインストールが必要です。
pip install pillow qrcode
または
pip3 install pillow qrcode
10行プログラム
プログラム:makeQRcode.py
実行イメージ(コンソール実行)
QRコードに変換したい文字列を入力してください:
お前はまだ生きている ←文字列入力
「D:\Dropbox\Python\qr_code.png」にQRコード画像を保存しました
お前はまだ生きている ←文字列入力
「D:\Dropbox\Python\qr_code.png」にQRコード画像を保存しました
qr_code.pngという画像ファイル名で実行したフォルダに画像が生成されます。
解説
キーボードからの入力はinput関数で行います。
qr_string = input()
qrcodeライブラリのmakeメソッドで画像データの生成を行います
基本的な使い方は、
img = qrcode.make(“hoge”);
のように文字列を引数として使います。引数に指定した文字列が実際にQRコードで読み取れる情報となります。
img = qrcode.make(qr_string)
最後に生成したQRコード画像データを画像ファイルとして書き出します。(モジュール:pillow を使っています)
img.save(file_name)
参考URL
今回使用したモジュールqrcodeとpillowの使い方は以下を参考にしました。
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