C言語で画面に何か表示するプログラムです。
とはいえC言語にも決まりがあります。
以下がC言語を学ぶ上で避けては通れない基本の記述です。
#include <stdio.h> int main(void) { /* ここにプログラムを記述する */ return 0; }
解説
1行目: include<stdio.h> は、基本的なC言語の関数(命令のこと)を使う上で必要です。必ず記述すると憶えておいてもらっていいくらいです。
2行目: C言語は、main関数からプログラム実行を開始します。要するにここがプログラムのスタートポイントです。 int main(void)の部分です
3行目、7行目: { と } は、main関数のプログラム内容の範囲を表します
4行目: /* から */ でくくった文字列はコメントとして扱われます。要するに何もおきません。プログラマが後で見てわかるようにメモとして記述することが多いです
6行目: return 0; main関数からプログラム呼び出し元に戻ります(最初のうちは、プログラム終了と考えて差し支えありません)
プログラムは、「int main(void)」のあとにくる「{」 から「return 0;」 までの間に記述します。
例として画面に以下のように表示するプログラムを示します。
はじめまして、織田信長です! 趣味は戦争です。
画面に文字を表示するプログラム
01intoro.c
/* 01intro.c 自己紹介する */ #include <stdio.h> int main(void) { printf("はじめまして、織田信長です!\n趣味は戦争です。\n"); return 0; }
標準出力装置に指定した文字列を出力するprintf関数を使っています。
基本形 printf(“文字列”);
プログラムは1行ですが、画面出力は2行です。
これは途中に改行文字(キーボードのEnter)を表す\nが入っているからです。
改行したい場所で
printf("は\nじ\nめ\nま\nし\nて\n!\n");
などのように使うことができます。
上記の実行結果
は じ め ま し て !
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